広い家の登場

今でこそ普通に販売されているこのようなファミリー向け物件ですが、家族四人で住める3LDKなどの比較的広いマンションが23区内で借りられるようになったのは1980年代以降です。

1970年代までにマンションを買った人が、部屋を貸しに出し始めたからです。

東京23区内に3LDKのマンションがたくさんつくられるようになったのも80年代からでしょう。

高度経済成長が終わり、工場や倉庫があまり必要でなくなったからです。

工場や倉庫が取り壊され、その跡地にマンションが建てられるようになったのです。

今は、東京23区内などの大都市の中心部に四人家族で住める分譲マンションや賃貸マンションも増えました。