日中に窓を閉め切っている家
北側の開口部を大きくしたときの注意点は、開口部が結露しやすいことです。
しかし断熱性の高いペアガラスなどのサッシの利用で、この問題はほぼ解消できます。
昔のサッシは引き戸と決まっていましたが、引き戸は気密性が意外に低いのです。
レールとサッシの間に隙間があるためです。
引き戸のサッシを使っているために隙間風が入る場合には、引き戸とカーテンの問にもう1枚引き戸を設ければいいのです。
外部にシャッターを取り付けるのもいいでしょう。
最近、共働き世帯が多いためか、日中は窓を閉め切っている家が多く、こういう家はダニの巣窟、カビの温床になっているという状況です。
休日の天気のいい日には、1日に1度でいいから窓を開けて風を通す。
たとえ夜遅く帰宅したとしても、5分、10分でいいから窓を開ければ、それだけでダニカビの繁殖率、発生率は違ってきます。