広い家の登場

今でこそ普通に販売されているこのようなファミリー向け物件ですが、家族四人で住める3LDKなどの比較的広いマンションが23区内で借りられるようになったのは1980年代以降です。

1970年代までにマンションを買った人が、部屋を貸しに出し始めたからです。

東京23区内に3LDKのマンションがたくさんつくられるようになったのも80年代からでしょう。

高度経済成長が終わり、工場や倉庫があまり必要でなくなったからです。

工場や倉庫が取り壊され、その跡地にマンションが建てられるようになったのです。

今は、東京23区内などの大都市の中心部に四人家族で住める分譲マンションや賃貸マンションも増えました。

パラサイトシングル

若者の貧困化が騒がれて久しいですが、30代のパラサイトシングルの89%は、親が死んだあと、家を相続すればそのまま家に住めることになります。

家が古くなって雨漏りをしているかもしれませんが、住処を失うことはありません。

このように、日本では親が公約機関の代わりに子どもに対して家を提供しているとも言えるでしょう。

しかし、もし親の家が持ち家でない場合はどうなるでしょうか。

この答えは親が死んだら子どもは賃貸住宅から追い出される可能性は非常に高いです。

子どもとはいえ、契約主体が持わりますから、子ども自身に家賃を支払うのに十分な年収がない場合は住みつづけることはできません。

バリアフリー

最近の住宅の特徴としてバリアフリー対策がしてある、または将来バリアフリーへのリフォームが容易な設計がしてある事が挙げられます。

以前は一戸建てはバリアフリー向けではなく、その点はマンションが優れていました。

もちろんマンションのバリアフリーは優れているのですが、一戸建ても引けを取らないレベルになってきたともいます。

段差がない事、車いすが通れる導線幅などに目が行きがちなバリアフリーですが、扉をすべて引き戸に変えることが重要。

これだけでも生活のしやすさは格段に向上します。

購入後の注意点

家を買って設置するエアコン。

実はこのエアコンの設置により住宅に重大なダメージを与えてしまうケースがある様です。

例えば室外機と室内機とをつなぐ配管を通すための穴を重要な柱などに空けてしまい、住宅の耐久度を著しく低下させてしまう事例もあります。

安い業者がすべて悪いわけではありませんがしっかりとした業者を選ぶことが大事です。

 

 

建売りと注文

マイホームを持つとなると建売りか注文かという選択肢が出て気ます。

一般的に建売りは自由度が低いと言われています。

注文住宅なら予算の許す限り好きにできます。

しかし注文住宅は土地を用意するとこから始まり、完成までかなりの時間を要します。

またその期間ももちろん土地のローン返済は始まっています。

また最近の建売物件は非常にレベルが上がっています。

よっぽど変わった設計や特殊な間取りでないのならば建売住宅だから困るということはない傾向にあります。