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人間も虫も同居する住まい

高気密・高断熱化によるダニ、カビ、さらには化学物質による被害が表面化してきたことから、24時間換気システムとか、さまざまな抗菌グッズが開発されていますが、家というのは、人間だけが快適で虫が育たないのは、逆におかしいという考え方もあります。

白アリ駆除や木材の防腐剤処理は、たしかに住まいの耐久性を高めるには必要だが、逆に人間の健康にとっては好ましいことではありません。

人間が住むだけでなく、虫も同居していたのが、かつての日本の住まいでした。

日本の民家は、小動物や虫との共生をうまく設計していたかのようでした。

囲炉裏は煮炊きに使い、煙には梁や柱、茅葺きの虫害を防止する燥製効果がありました。

白川郷の合掌造りでは、屋根裏空間が蚕の温度保持にも寄与していたそうです。

間取りによる機能性

多彩な用途に使える機能的なパティオ。

飲食、友人などを招いてのバーベキュー、応接スペース、車などの外作業など、半屋外活動用スペースとして活躍します。

家族や来客は、生活空間の一部である土間や廊下部分から住まいに出入りするスタイルもあります。

土間とリビングとの床段差を少なくすると、空間を一体化して使えるのでさらに機能的です。

キッチンは大勢でも効率的に作業しやすいアイランド型があります。

大テーブルと一体化したため、盆などを使わずに皿をスライドして移動でき、配膳や後片付けも楽になるでしょう。

調理しながら家族とのコミュニケーションをとりやすいことはもちろん、子供と一緒に後片付けや調理などをすれば食育にも役立ちます。

また、ダイニングのテーブルを大きくするとワーキングデスクも兼ねられます。

住まいの形

アパートや賃貸マンションから、分譲マンションや建売住宅、さらには注文住宅まで、住まいにはいろいろな形があります。

そして、それぞれにメリットがあり、デメリットがあります。

どれを選ぶかは、あなたの、そしてあなたの家族の自由だです。

注文住宅を建てようとしているあなたも、もう一度、なぜそれを選ぶのか、じっくり振り返ってみましょう。

家づくりは、計画がら完成、引渡しまで半年から1年はかかる長い道のりです。

あなたの明快な意志こそ、家づくりを成功に導く力です。

注文住宅なら、デザインや部屋の間取りは思いのままですが、新しい暮らしを始めるまでに一番手問暇がかかり、取得費用も一番高くなるでしょう。

てっとり早くかつ、費用を抑えて一戸建てを買いたいのであれば分譲住宅がおすすめです。

 

機能性を高めるポイント

機能重視型の間取りは、既成の概念を捨て生活に必要な機能に基づいて構成し直すことが大切です。

ムダなスペースを極力なくすのがポイントとなります。

また、動線の効率をよくし、一石二鳥、一石三鳥の多目的に兼用できるスペースをつくることも重要でしょう。

こうした観点から生まれた、ある間取りを特徴づけるのが、形式的な玄関をなくしてつくった、リビングにつながり多目的に使えるパティオと土間です。

独立性を高めた予備室は、同居する親の個室に使うまでは多目的に使え、店舗などへの転用も可能になっています。

中古になる理由

中古物件を購入してリノベーションして住むという方法がここ数年で爆発的に増えているようです。

現在空き家があふれている問題がありますから非常にいい事だと思います。

しかし、中古物件というのは必ずその家を売った理由があるということを忘れないようにしましょう。

もちろんその理由のすべてが家にあるわけではありません。

その理由を見逃さないように選びたいものです。

またリノベーションではなく完全に建て替えるという方法もあります。

広い家の登場

今でこそ普通に販売されているこのようなファミリー向け物件ですが、家族四人で住める3LDKなどの比較的広いマンションが23区内で借りられるようになったのは1980年代以降です。

1970年代までにマンションを買った人が、部屋を貸しに出し始めたからです。

東京23区内に3LDKのマンションがたくさんつくられるようになったのも80年代からでしょう。

高度経済成長が終わり、工場や倉庫があまり必要でなくなったからです。

工場や倉庫が取り壊され、その跡地にマンションが建てられるようになったのです。

今は、東京23区内などの大都市の中心部に四人家族で住める分譲マンションや賃貸マンションも増えました。

パラサイトシングル

若者の貧困化が騒がれて久しいですが、30代のパラサイトシングルの89%は、親が死んだあと、家を相続すればそのまま家に住めることになります。

家が古くなって雨漏りをしているかもしれませんが、住処を失うことはありません。

このように、日本では親が公約機関の代わりに子どもに対して家を提供しているとも言えるでしょう。

しかし、もし親の家が持ち家でない場合はどうなるでしょうか。

この答えは親が死んだら子どもは賃貸住宅から追い出される可能性は非常に高いです。

子どもとはいえ、契約主体が持わりますから、子ども自身に家賃を支払うのに十分な年収がない場合は住みつづけることはできません。